リファカラット激安・偽物と正規品の違いと見分け方

リファカラットを激安で購入し、偽物を手にしてしまった体験を元に、偽物と正規品の違いや見分け方、偽物を買うとどんなデメリットがあるのかなどを、私の体験談を交えてご紹介したいと思います。

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リファカラットにはなぜ偽物があるのか

リファカラットは、製造・販売元の（株）MTGから販売認可を受けた販売権のある店舗やメーカーしか取り扱えない商品ですが、中には、海外からの逆輸入品や不正ルートから仕入れた商品を販売している店舗があり、それらを指して「偽物」と言われています。

特に逆輸入品は、税関を通すために一度分解し、日本で再組み立てをしているため、とても劣悪な商品で、多くの方が被害にあっているとニュース番組でも取り上げられていました。

公式サイトの記載によると、平成23年にリファプロの偽造品が摘発され、24年に同じ手口でリファカラットも摘発されたそうです。

リファカラットの偽物の特徴

＜発見された偽物製品の特徴＞

1、シリアルナンバーが記載されているガイドブック内の保証書ページが切り取られる。または、偽装されている。

2、外箱のシリアルナンバーがはがされている。

3、ローラー部分が強引に分解した跡がある。再度、組み立てを行っている為

4、ローラーの回転が正常でなくなっている。（内部の部品が欠如していることもある。）

5、偽装品はマイクロカレント(微弱電流)が流れない為、本来のプラチナ電子ローラー®ReFa(リファ)の機能を大きく欠いている。

6、プラチナコーディングされていない。またプラチナを使用していると表示しているものの実際は使用していないものもある。

7、防水仕様になっていない。

（※MTGホームページより引用）

私が購入した激安商品は、上記1、2、7、5に当てはまるので、もしかすると逆輸入品だったのかもしれません。

これら偽物と呼ばれる商品は、概ね定価より安い価格で販売されているようです。

なので、偽物を掴まされないためには、価格の安いサイトや店舗は避けるのが一番だと思います。

 リファカラット偽物と正規品の見分け方や違いは？

定価よりも安く売られているリファカラットは、ほぼ偽物と思って間違いないですが、価格以外でも偽物と正規品を見分ける方法があります。

1. 購入する際の見分け方
2. 商品が到着した時の見分け方

①は、未然に防ぐ方法ですが、②は、万一正規販売店、もしくはそれに準ずるお店以外で買ってしまった時に判断する方法です。

リファカラットを購入する際の見分け方

リファカラットは、スーパーや家電ショップでも購入できますが、通販で購入するならMTG公式サイト「MTG ONLINESHOP」、もしくは認証マーク（下記画像）のあるネットショップから購入するのが一番安全で確かです。

でも、中には認証マークがなくても、堂々と「公式」「正規品」「正規販売店」と記載しているショップもあります。

認証マークは販売店にとってとても大切なマークだから、掲載漏れなど普通考えられないですよね。

万一、掲載漏れのお店があったとしても、そんな「うっかりさん」なお店なんて信用出来ません。

まずは、購入の際に一番気をつけるのが認証マークの有無です。

ちなみに、Amazon.co.jpでもリファカラットが販売されていますが、かなりの激安価格で、しかも価格は常に変動しているようです。

世界に名を轟かせるAmazonが不正ルートや偽物を扱うとは思えませんが、価格があまりに安いため、もしかしたら・・・と思い、MTGのお客様センターに問い合わせたところ、「Amazonとは提携していない」という回答でした。

偽物を掴まされないよう注意する点

1. MTG公式サイトまたは認証マークのある正規販売店を選ぶ
2. 定価で販売していないショップの商品はまず疑ってみる

この２点に注意すれば、ほぼ失敗はないと思います。

商品が到着した時の見分け方

次に、商品が到着してからの見分け方をご説明します。

この場合すでに購入してしまっているため、ここで偽物と分かってもかなりの精神的ダメージが大きいです。（私はこのパターンでした）

偽物のリファカラットには、シリアルナンバーの記載が無い

正規品リファカラットには、白ｘピンクのガイドブックと、白ｘ黒の保証書付きの取扱説明書、使用上の注意と基本的なローリング方法が記載されたピンクの用紙が付いています。

シロｘ黒の取扱説明書と化粧箱には、シリアルナンバーが記載されていますが、偽物はシリアルナンバーを隠すため偽装されています。

↑↑↑こちらが正規品
白ｘ黒の取扱説明書の裏表紙には、シリアルナンバーが入っているため、偽物はこの説明書が抜いてあり、代わりに内容を印刷した
ピンクの用紙が4枚（そのうち2枚は全く同じ内容のもの）入っており、化粧箱のシリアルナンバーのシールは剥がされています。

↑↑↑こちらが偽物
偽物の場合、シリアルナンバーはショップ預かりとなり、番号を購入者には知らせられないようです。

これらは路面店で購入される場合なら購入前に確認できるので、その時はしっかり確認しておいてくださいね。

偽物はなぜシリアルナンバーが剥がされているのか？

既にご存知かもしれませんが、MTGの公式サイトに偽物に関する詳細が記載されています。

＞＞プラチナ電子ローラー「ReFa（リファ）」に関する重要なお知らせ

また、財務省のHPにもリファカラットの偽物取り締まりに関する記載があり、「税関における知的財産侵害物品の輸入差止」とあることから、海外から逆輸入した商品であることがわかります。

その際、税関を通過するために一度分解し、国内で再組立てをしているようです。

ここからは私の想像ですが、もしかしたら、正規販売店の認証を得ていない店舗やメーカーは、国内での仕入れが出来ないため、これらの商品を仕入れているのかもしません。

それなら、なぜ正規販売店の承認を得ないのか？その理由は、私には分かりません。

ただ、販売者の中にもいろいろあり、偽物と知っていて、人気に乗じて一儲けしようと思っている業者もあれば、偽物と知らず仕入れている業者もあるのかもしれません。

「輸入業者 ⇒ 買取業者 ⇒ 仲買人 ⇒ メーカー」

という構図も考えられますよね。

もしかしたら、もっと巧妙かもしれないし、逆にもっと単純なのかもしれませんが、仮に、このように転売が繰り返されているとすれば、最終的に消費者に販売しているメーカーは、偽物とは知らずに仕入れているという事も考えられます。

だからと言って、偽物を売ることが許されるわけではないですが・・・

偽物にシリアルナンバーがついていない理由は、シリアルナンバーが付いていると、そこから、仕入れルートが分かるため剥がしているのではないでしょうか？

以前、MTG Online Shopに質問した際、「シリアルナンバーがあっても、正規販売店からの購入でない場合、保証対象外になる」と言われたことからも分かると思います。

偽物業者は、「シリアルナンバーは店舗預かりとなり、保証は店が責任を持って行います」と言っていますが、（実際、私も言われました）一体どうやって保証するつもりなのか・・・

もし返品せず交換を希望したら、取りあえず外見に傷が無い偽物を送ってくるのかもしれませんね。

尚、先にも書きましたが、これは私の憶測でしかなく、実際は、もっと複雑な理由があるのかもしれません。

また、リファカラットの正規販売店でないからと言ってその店舗自体を否定や非難をするつもりはありません。

ただ、人気に乗じて「儲かればなにをしても良い」という、残念な商売しかできない業者のカモにされた、自分自身への不甲斐なさと無知さを反省するばかりです。

知らずに買ったとはいえ、結局それを選んだのは私自身ですからね。

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